猫のワクチンはどんな種類の感染症を予防できる?詳しくご紹介
2024/08/01
愛猫を病気から守るためにも定期的にワクチン接種をする必要があります。
では、実際にワクチンはどんな種類の感染症を予防できるのでしょうか。
そこで今回は、ワクチンで予防できる感染症の種類をご紹介します。
猫のワクチンで予防できる感染症の種類
猫ウイルス性鼻気管炎
猫インフルエンザや猫コリーザとも呼ばれ、猫ヘルペスウイルス1型が原因となる感染症です。
熱・くしゃみ・食欲不振・下痢など風邪のような症状が見られます。
症状が重いと衰弱・肺炎・脱水症状などを起こし、死に至る可能性もあります。
猫カリシウイルス感染症
複数の株がある猫カリシウイルス感染症は、1つの株に感染すると他の株に感染する恐れもあります。
症状はそれぞれ違い、肺炎になったり、口の中で潰瘍ができたり、風邪のようなものなどが見られます。
近年の猫カリシウイルス感染症は、毒性が強くなっているものが多いので、注意する必要があります。
猫汎白血球減少症
猫パルボや猫ジステンパーとも呼ばれる感染力が強い胃腸炎です。
高熱・激しい嘔吐や下痢などが見られ、子猫が感染すると重症化する可能性が高いです。
猫クラミジア感染症
細菌の1種によって引き起こされる感染症です。
結膜炎・涙目・目やに・くしゃみなどの症状が見られ、進行すると肺炎になる場合もあります。
まとめ
猫のワクチンで予防できる感染症は、猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症・猫汎白血球減少症・猫クラミジア感染症などがあります。
愛猫を守るためにもワクチン接種は必須なので、必ずおこなうようにしましょう。