イエネコの正体と人間との歴史
2022/04/09
家で飼われている「イエネコ」と呼ばれる猫について、どのような歴史があるかご存じでしょうか。
イエネコの歴史は古く、さまざまな説があります。
今回は、イエネコの歴史についてのお話です。
イエネコの正体
イエネコとは家で飼われている猫のことで、野生の「ヤマネコ」が家畜化されたものです。
世界のイエネコ970匹を対象に、2007年にミトコンドリアDNA解析が行われました。
その結果イエネコの祖先は、中東の砂漠地帯に生息していた「リビアヤマネコ」であると判明されたのです。
また日本固有種である「ツシマヤマネコ」「イリオモテヤマネコ」は、日本猫との繋がりは無いと言われています。
イエネコと人間の歴史
イエネコは人間との歴史の中で、猫を飼い出した時期や飼う理由などの諸説あります。
イエネコを飼い始めた時期
イエネコが人間と暮らすようになったのは、世界的に見て約5000~6000年前と言われています。
日本では6世紀頃もしくは紀元前1世紀ともいわれており、歴史が古いため諸説あるようです。
猫を飼う理由
猫は本来肉食の動物であり、人間の食料を荒らす天敵です。
しかし植物を食べない猫は、ねずみなどを退治するのに最適でした。
農作物を育て始めたのをきっかけに、飼い始められたと言われています。
他にも人間が飼い始めたのではなく、猫の方から寄り添ってきたなどという説もあるようです。
まとめ
イエネコの祖先は「リビアヤマネコ」と言われています。
人間と猫の歴史は古く、人間に飼われ始めた時期や猫を飼う理由なども諸説あるので大変興味深いものですね。
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