猫のパンディングとは?
2022/10/15
子猫の内だと激しい運動をした後でパンティングすることもあるのですが、成猫がパンティングすることはまずありません。
ですので成猫がパンディングしていた場合は、何らかの疾患を抱えている可能性が高いと考えた方が良いと思います。
猫のパンティングってどんな行為?
猫のパンティングとは、舌を出したり引っ込めたりしながら、急な呼吸をする仕草のことを指します。
急な呼吸=喘ぎ呼吸をすることで、体内に篭った熱を逃がそうとしているわけです。
成猫がパンティングをしていた場合について
まず疑うべきは熱中症
季節が夏の暑い盛りならば、まず熱中症の可能性を疑った方が良いでしょう。
対策としてはエアコンを常時掛けっぱなしにして室内の湿度を60%以下、室内温度も30°以下に保つようにしてください。
次に疑うべきは呼吸器系の疾患
夏ではない場合、呼吸器系、肺、鼻などの病気の可能性が濃厚です。
そしてパンティングをしているということは、呼吸が困難な状態になっているのでこれは急を要します。
出来るだけ早く獣医さんに診てもらうようにしましょう。
まとめ
子猫なら放っておいても良いのですが、成猫がパンティングをしていた場合はとにかく注意が必要です。
まず熱中症を疑い、その可能性が低いのであれば、すぐに動物病院に連れていくようにしましょう。
大抵の動物病院なら急患扱いですぐに酸素吸入をしてくれるので、大事にならないよう、出来るだけ早い行動を心がけてください。